第3回:今から始めるAI画像生成入門
前回は、AI初心者の方には最初にAI検索から始めることをおすすめしましたね。
今回は、AIの中でも取り組みやすい「画像生成」について紹介します。
私もAIを使い始めたときは、まず画像生成から挑戦しました(^^)
画像生成AIツールの紹介
画像生成にもいくつか種類がありますが、今回紹介するのはよく使われている【text to image】です。
読んで字のごとく、AIが文章から絵を生成します。
初心者でも無料で簡単に始められる画像生成AI:
※ Image CreatorとChatGPTでは、同じDall-E 3を使っています。
※ 各画像生成AIに同じプロンプトで描いてもらった画像は、最下部に掲載しています(RunwayはTOP画)。
プロンプトの基本
画像を生成するには、プロンプトを書いてAIに指示を出します。
以下のような要素を組み合わせた指示がプロンプトです。
① メインとなる被写体
主役となる人物や物を指定します。
- 「青いワンピースを着た若い女性」
- 「耳のたれたしっぽの長い白い犬」
- 「ノートパソコン」
② 動きやポーズ
被写体の状態や動きを表現します。
- 「笑顔で」「泣いている」「座ってスマホを見ている」
- 「駆けている」「お腹を見せている」
- 「画面に検索結果が表示されている」
③ 背景設定
場面や雰囲気を設定します。
- 「イチョウ並木のある通り、夕暮れ時」
- 「桜が満開の公園」「オフィスビルの並ぶ都会」
- 「リビングルーム」「書斎」
④ 画風指定
仕上がりのスタイルを指定します。
- 「フォトリアル」「漫画タッチ」「手描きイラスト」「レトロ調」
- 「柔らかな日差し」「薄暗い霧雨の中」
⑤ サイズなどの指定
解像度、風景画やポートレイトなど。
💬 プロンプトのヒント
プロンプトは英語で書く
日本語ではなく、英語のプロンプトの方が画像の仕上がりが良くなります。
アイデアは日本語で書いて、それを翻訳してからプロンプトとして画像生成AIに入力します。
プロンプトは簡潔に
細かい条件をたくさん指定しすぎると、かえって期待した画像が生成されにくくなります。
シンプルなプロンプトの方が、イメージに近い結果が得られることが多いです(余計な指示は要れず、省けるものは省く)。
[画3]では手が増えすぎて、ありえない画像になっています。
AI生成画像の得意・不得意パターンを知る
AIが苦手な画像生成パターン
AIにも苦手なことがあります。
知っておくと画像生成に役立ちます。
(1)日本に特有の概念
居酒屋やファミレスの食事や飲み物、土手、さび猫、ワンルームの部屋など。
私が実際に画像生成して気づいた不得意パターンを挙げていますが、実際には、探せばもっとあるでしょう。
確認の質問をすると、テキストでは答えられても画像生成ができないことが、しばしばあります。 (土手を文章で説明できても絵が描けない)
日本特有と言えば…着物や富士山など、ステレオタイプ的な日本のイメージは得意です。
プロンプトに日本人の女性と入れると、着物率が非常に高くなります。
(2)高齢者の自然な表情や特徴
広告で老人のAI画像を見る機会が多いけど、AI生成だとひと目で分かります。お札になぜ年老いてからの顔を入れるのかという理由もここにあるんでしょう。
お年寄りの顔を再現するのはAIにも難しいようです。
(3)リアルな肌の質感
- 髭の剃り残し
- ニキビ
- 毛穴
- うぶ毛
- 小じわ
- しみ
上記のような均一でないもの、個体差のあるものも苦手です。
不潔なものも上手に描けません。
(散らかってる様子はきれいなモノがごちゃっと増えるだけ)
AIの特徴的な傾向
AIの生成する画像は「平均的な美しさ」に偏りがちです。
- 二重でパッチリした目
- メイクは濃いめ
- 可愛い/かっこいいけれど無個性な顔
画像生成で使える実践的な5つのTips💡
個人的な経験からのAI画像生成Tipsです。
❶ AIを使うためにAIを使う
どんな画像が良いか、AIに聞いてみましょう。
AIで画像生成するためのプロンプトを、AIに書いてもらう、ということです。
広告・資料・Webページ作成でイメージ画像を作る時などはこの方法がおすすめです。
文章の概要を伝えて、どんなイメージ画像があれば読者の理解につながるか、画像生成するプロンプトを書いてほしいと伝えるといいです。
❷ 複数ツールの活用
ひとつに絞らず、いろんな画像生成AIを使ってみて下さい。
AIの特徴によって使い分けもできます。
❸ 再生成のコツ
同じプロンプトで何度も画像生成すると、どんどん変な画像になることが多いです。
画像を再生成する場合、核となる要素以外のプロンプトを少しずつ変えた方が良いでしょう。
❹ 参考画像の活用
UnsplashやPixabayなどで気に入った画像があれば、その絵をAIに読み込ませて文章にしてもらいます。
その文章を目的や好みに合わせて編集してプロンプト化します。
すると、思ったのに近い画像ができます。
❺ 画像から画像を生成
テキストからでなく、画像から画像を生成します。
(image to imageができるAIで画像生成する)
補助的なプロンプトを入れると良いでしょう。
🎗️image to imageができる生成画像AI
いかがでしたでしょうか。
絵心もなく、画像生成はたまに使う程度ですが、参考になればうれしいです。
※ 各画像生成AIに同じプロンプトで描かせた画像
AIによってはスタイル(画風)が選択式になっています。
選択ミスで下手絵になってるのがあるかもしれません。
画像生成のテーマは「40代の男性がAIで画像生成を楽しむ」です。
次回の内容は未定ですが、お楽しみに👋
※ 本記事は、note.comに投稿した内容を再編集・再掲載したものです。